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  • 執筆者の写真Yuko

カバーアップをする前に

更新日:5月14日

カバーアップをしたいという方に事前に質問させていただいている内容がいくつかあります。


今現在も今後もそれを彫った方と交流する可能性はゼロ%であること。

カバーアップはカバーするものよりも一回りも二回りも大きくなるという事。

急ぐ事はできないし、デザインにもあまりわがままは通らないという事。

カバー箇所に考慮して仕事を進めるため、事前には予算がはっきりと出ないという事。カバーする上で安く済ませようとはまず考えないでください。


 

<どうしてそのような事を聞くのか?>

・・・そのタトゥーを彫られた彫師の方からすれば了承も無く私が手を付けるということは『自身の仕事を台無しにされた』と考える方も多いかと思います。 その時に私やお客様が元の彫師さんと衝突する可能性を防ぐため、最初に彫られた方との交流は断った状態でのぞんでいただきたいと考えています。


・・・ただでさえ悩みの元となっていたタトゥーです。できればもとのタトゥーのギリギリの範囲で留めて、それ以上の不快要素を広げたくない…もしくは単純にそれ以上範囲を広げると隠したかった範囲をはみ出しそうであるなど、最小サイズに留めておきたい方もおられるかと思います。

しかしタトゥーというものは上にまたインクをかぶせても下の元々のタトゥーインクが透けて見えてしまうものです。

ですので元のタトゥーとほぼ同サイズで被せると新しいタトゥー全体が下のタトゥーの影響を受けるため、見栄えが悪くなりがちです。

無理にデザインすれば出来上がりにも無理が出ます。

範囲やデザインは彫り師の判断にまかせる方をお勧めします。


・・・上記の理由により彫り師も長考を必要とすることがあります。

タトゥーを入れるのだからご自身の入れたいものを選びたいという気持ちもわかりますが、被せる元のタトゥーを考えると不可能な場合も多くあります。

どういったものがカバーに向いていて美しい仕上げになるかは彫り師の技術と経験に任せていただけるのが一番の近道になると思っています。(餅は餅屋、海のことは漁師に問えです)


・・・よく予算はどのくらいになるのか、安くは済ませられないのかと聞かれます。

カバーはおおよそこのデザインでいけるだろうと憶測を立ててスケッチを作れても、当日にカバーするタトゥーに合わせたとき、その場で修正を加えることが多くあります。

その場合にサイズやディテールが変わることも珍しくないので事前に予算の予測を立てづらくなっています。

そして安く済ませたい気持ちももちろん分かります。 ですがそうして安さや入れるまでの手軽さで選んだばかりにカバーする羽目に至った方が本当に多いのも現状としてあります。

一度のカバーアップで済ませて終いとできるよう、思い切る気持ちも持ってください。


 

当方に来られる場合カバーアップをする前にまず以上を考慮していただきたいと思います。

この時点で厳しいと感じられるのでしたらこちらへの依頼は中断なさってください。



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